最近TR台形ねじの注文が相次いで入りました。
年に何回加工するかくらいの稀な案件ではあるんですが...多条ネジは何年ぶり!?
以前も滅多には無かったんですが、一応ピッチ幅に関わらず対応出来る工具・技術は備えてます♪
昔と変わってきたのは刃物で、完成バイトやヘールバイトを成形して加工してたんですが、今ではピッチ12mmまでは専用バイト&チップで対応してます。
とはいっても荒加工では手砥ぎの刃物使ったりと、状況によるんですけど。。
しかし、内径の多条ネジは何回やっても神経使います。
あっ多条ネジっつっても訳分からんって方にちょびっと説明すると...
なんか昔のブログみたくなってきた...(~_~;)
一般に使われているねじは1回転にピッチ分だけ進む。ピッチ1だと1mm。
これは1ピッチの間に1条のらせんがあるためで、これを一条ねじと言います。一般的によく目にする(しますか?)ネジはこれです。
一方、1ピッチの間に2条あるいは3条のらせんがあるねじもあります。
この場合1条のピッチ幅をリードと呼び、隣合うネジ幅をピッチといいます。よってリードはピッチの条数倍となります。
どういう事かというと、仮に3条ネジのピッチ8だとすると1条のネジの一回転の幅(リード)は24mm、隣り合うネジとの幅(ピッチ)が8mmになります。イメージとして3本のツルが同ピッチで巻いてあるという事です。
見かけはピッチ8の1条ネジに見えますが実際は3本のネジが切ってあります。
加工のほうは、刃物成形や回転数、素材等の条件が絡んでネジ加工の中では結構難しい部類に入ります。
説明も難しいです。。
さっぱり分からんかったらすんません...
話それましたが今回のネジは台形ネジ、普通のネジの形は山型ですが、これが台形のネジです。なので刃物形状も台形状なります。その分加工は難しいんですが、加工し終えた時はかなりの達成感が得られます。
多条であればどちらもぐんとUPします(笑)
新旧の工具とノウハウで、弊社では様々なねじ加工に対応させて頂きます!
まずはご相談下さいませ!p(^0^)q
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担当:永井 憲司
切削加工の永井鉄工所
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