こんばんは!!
久しぶりの専務です(^^)
最近は寸法公差、同芯度、真円度・・・・・・
どれも1/1000mmの加工精度を要求されます。
加工精度をクリアする為にワーク合った良い工具を選択しベストな加工条件を探しその仕事に合う最高のデーターを取っているのですが今日は少し視点を変えてみます。
先ずは測定器具ですがいつも使っているのは右の1/100のダイヤルゲージです。
当然1/100mmしか見えません、見る角度によっては1/100の誤差が生じますが
左の1/1000mmのダイヤルゲージを使う事で1/1000の誤差におさえる事が出来ます。
当然、真円度、同軸度にしても同じことが言えます。
1/100の測定具だと1/100の誤差しか見えないという事ですね・・・
表面粗度はどうでしょう。
いくら寸法公差内に入っていても表面祖度をクリアしてないと製品にはなりません、刃先の管理も実際に目で見えないと管理しているという事にはなりません。
しかしこれらは見える道具を使う事によって明日からでも加工精度を上げる事が出来ます。
刃先がどのくらいの摩耗状態でこの表面粗度になるのか・・・
送りを下げても刃先の状態が悪ければ表面粗度は上がりません。
温度管理も重要ですがやはり見える測定器具を使うというのが加工精度を上げる一番の近道かもしれませんね。